彩鳳舞丹霄☆前川 多仁の鬼魔愚零録☆

染織工芸を出自とした美術家、前川多仁の公式Blogです。

Blog、復活してみましたっ☆

Blogを書かなくなって、何年経つだろう…。

まぁ、僕はマメな性格ではないので、自然消滅するのも想定内なことで…。

 

そんな僕が何故、いまさらになって、またBlogを再開しょうかと思ったのかと…。。。

 

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そう、今月の3月7日〜18日まで、白白庵(東京)にて、個展『Shangri-La』を開催させててもらっていました。

DMやSNSで、ご存知の方々もおられるかと思います。

 

そして、今回の個展の試みとして、僕とギャラリーとで、SNSを通じて、言葉として出来る限りたくさん発信するという事、これを『SNSボム連続投下大作戦』と勝手に名付けて決行したわけです。

 

もしかしたら、このSNS連続投下、ウザいって思った方もおられたかもしれません…www 

そう思われた方がおられましたら、スミマセンです。

 

ギャラリーに在廊する日程は、僕の場合、たくさんお越しくださるお客さんに申し訳ないのですが、非常に限られてまします。

 

作品は、観るだけで伝わるのが、もっともよいのかもしれません。

 

また、作品が自分自身の解釈を超えて自立していく事にも、僕は肯定的であり、そうした事にも魅力を持っています。

 

でも一方で僕は、お話ししたい事、お伝えしたい事、作品をきっかけにコミュニケーションしたい事など、、、とにかく、いっぱいおしゃべりしたいのです。

 

そんなこんなで、今回の個展をきっかけに『SNSボム連続投下大作戦』が決行されました。

 

 

 

僕の場合、作品をつくる時は、やっぱり直感的で、言葉よりイメージが先行します。

言葉が先行してしまうと、どうしても上手くつくれない…っというか、手が動かないのです。。。


今回は言葉を使った作品シリーズを初披露しましたが、それも、その言葉そのもののイメージからつくりはじめます。

 

言葉をイメージとしてとらえて、色、形、触感、温度、周りの空気の流れ、、、、などなど、言葉の表象から入り込んでいくわけです。

 

なんでその言葉を選んだのか、気になったのかとか、それすらも僕にはイメージに近いものなんです。

 

こうして、後からあえて言葉にする事(説明する事)で、そうだったんかぁ〜って、自分がなんでつくったんか、また気になってたのかが、自分自身が分かったりすんです。


これは、お客さんとお話ししてても同じ事で、自分で話ししながら、自分がそうやったんかって気づいたりするんです。

 

そして更に、後から言葉にする事で、次にしなければならないこと、すべきことなんかが、ぼんやりとイメージされてくるんです。

 

こうした、作品制作に対して、後から言葉にしていく事、文章化する事は、常にぼんやりと頭の中で繰り返している事なんですが、今回、SNSとして明示的に言葉にする事で初心に立ち戻り、その重要性(あくまで僕の場合ね…)を再認識しました。

 

っという事で、作品に加えて、言葉を通して僕の伝えたい事を発信し、言葉としてのコミュニケーションをとる事、そして、自分自身の言葉としての整理と気づきのため、Blogを復活させたいと思います。

 

なんせ、ルーズな性格な僕なので、こまめな更新が出来ないかも、、、また、ふと突然ひらめいて更新したり、、、最初から気まぐれ宣言して逃げ越しスタートですが、仕方ないなぁ〜っていう感じで、お付き合いただければ幸いです。

 

では、こんな新型コロナウイルスの恐怖と不安の中、Blogを再スタートさせていただきますが、1日も早く、この脅威が終息する事を願って。

 

作品『祷(いのり)』(部分)

 

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